妊娠の可能性のある方は、必ず医師にご相談ください。
妊娠は女性にとっても家族にとっても人生の中で最も重要なイベントの一つかもしれません。しかし、どんなに医学が発達しても、死産、流産、先天異常などを無くしてしまうことは出来ません。残念ながら、これらはある一定の確率で発生してしまいます。
さらに、死産、流産、先天異常などを経験された方のほとんどは、自身の妊娠前のイベントをこう思ってしまうのも事実です。精神的に追い込まれる方もいます。
「若いころ、コンビニ弁当を電子レンジでチンして食べてたからだ」
「あの時、着床してるとは知らずに風邪薬飲んじゃったからだ」
もちろんこれらのイベントが、死産、流産、先天異常などと医学的な関連があるとは証明されていません。しかし、逆に言えば、医学的な関連が無いことなどは絶対に証明などできませんので、このように思ってしまうのかもしれません。
妊娠の可能性のある方が肌の再生医療を受け、後に死産、流産、先天異常などのイベントを経験してしまった場合「こんな治療(肌の再生医療)を行ってしまったからだ」そう、心理的に思ってしまうことは想像に難くありません。
そして、場合によっては精神的に追い詰められる事態にもならないとも限りません。もちろん妊娠に関しても「肌の再生医療」は非常に安全な治療です。ですが、肌の再生医療に限らず、歯科治療、風邪薬すべての医療行為が妊娠期間中に行わない方がいいとされるのは、当該医療行為が、妊娠にとって非常に危険だからという訳ではなく、余計な精神的負担を負ってほしくないという側面の方が強いのです。